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投稿者 : IMOYAMA REO
Googleアナリティクスのホーム画面には、以下の11個の項目が表示されています。各項目と概要は以下のとおりです。
ユーザーサマリー | ある期間に訪れたユーザー数、訪問数、直帰率、セッション継続時間 |
---|---|
リアルタイムレポート | 今サイトを見ているユーザーの数とアクセスされているページ |
ユーザーを獲得している方法は? | 検索、SNSなどどのような経路でユーザーが訪れたか |
アクティブユーザーの動向 | 期間ごとのアクティブユーザー数 |
ユーザー維持率 | 継続して訪れているユーザーの割合 |
ユーザーが訪れる時間帯はいつですか? | ユーザーがサイトを訪問する時間帯 |
ユーザーの地域は? | サイトを訪れているユーザーがいる国や地域 |
最もよく使われているデバイスは? | モバイル、パソコン、タブレットなどユーザーが使っている端末 |
ユーザーが訪れているページは? | アクセス数が多いページ |
目標達成に向けた進捗状況は? | URLごとに設定した目標の進捗状況 |
Google 広告キャンペーンのパフォーマンスは? | 広告ページでの直帰率や平均セッション時間 |
以上の項目からどのようなことが分かるのか、詳しく解説していきます。
なお、ホーム画面では各項目の表示は概要のみとなっています。より詳しく知りたい場合、各項目のカードの下部にある「>」が含まれるリンクをクリックすれば、詳細なレポートを確認できます。
例えば、「ユーザーサマリー」の詳細なら「ユーザーサマリー>」、「ユーザーを獲得している方法は?」の詳細なら「集客レポート>」をクリックして確認します。
ユーザーサマリーでは、以下のような概要のデータを調べることができます。自社サイト全体を平均したデータのため、アクセス状況の全体をざっくり把握するのに適しています。
ユーザー | ある期間に訪問したユーザーの人数 |
---|---|
セッション | 自社サイトへの訪問数。例えば1人が3回訪問した場合、「ユーザー」は3だが、「セッション」は1とカウントされる |
直帰率 | 自社サイトを1ページだけ見てサイトを離れたセッションの割合。他のページを見ずに「戻る」をクリックした場合などが該当する |
セッション継続時間 | セッションが継続した時間 |
なお、デフォルト設定では、期間は過去7日間となっています。期間を変更したい場合、「ユーザーサマリー」を表示するカードの右下にある「過去7日間▼」をクリックし、調べたい期間に変更しましょう。
リアルタイムレポートでは、今アクセスしているユーザー数やページが表示されています。広告配信やダイレクトメールの送信直後などに、自社サイトへのアクセスがどれくらい高まっているかを調べることができます。
リアルタイムレポートでは、以下の項目を確認することができます。
リアルタイムのアクティブユーザー | 現在、自社サイトのページを閲覧しているユーザーの人数 |
---|---|
ページビュー(1分あたり) | 1分あたりのページ閲覧数 |
上位のアクティブページ | 現在、多く閲覧されているページ |
アクティブユーザー | 「上位のアクティブページ」で表示されている各ページについて、それぞれ何人のユーザーが閲覧しているか |
リアルタイムレポートでは今現在のアクセス状況を調べられるため、プロモーションをおこなった直後のユーザーの反応状況を調べるのに役立ちます。
「ユーザーを獲得している方法は?」では、ユーザーが自社サイトを訪問する際、何を経由して来てくれたのかという「流入経路」が分かります。以下の流入経路について、どの経路が多いのかを調べられます。
Organic Search | GoogleやYahoo!などの検索エンジン |
---|---|
Social | TwitterやFacebookなどのSNS |
上位のアクティブページ | 現在、多く閲覧されているページ |
Direct | ブックマークなどから直接のアクセス |
Referral | ウェブサイト上のリンク |
Other(その他) | 上記以外の流入経路、または分類不能 |
以上のどの流入経路からアクセスが発生しているかを調べることにより、広告の効果やSNSマーケティングの効果などを確かめることができます。効果があった広告に注力し、効果が無い広告をやめるなどの判断にも役立つでしょう。
アクティブユーザーの動向では、一定期間に何人のユーザーが自社サイトを訪問したかを調べることができます。一定期間に同じ人が何回サイトを訪問しても「1アクティブユーザー」とカウントされるため、自社サイトを訪れていたユーザーの人数を正しく把握することができます。
アクティブユーザーの数の変化から、自社サイトを訪れる人の数が増えているか減っているかを確認できます。増加や減少が見られたら、原因は何かを探ることで、サイトのアクセス改善に結びつけることができます。
ユーザー維持率では、ユーザーがサイトにどれくらい定着しているかを調べることができます。デフォルト設定では1週間ごとに定着率が表示されています。
例えば、1週目(先週)と0週目(今週)を比較することで、先週訪問したユーザーのうち今週も自社サイトを訪れた人が何%いるかが分かります。ECサイトなど繰り返し訪問して欲しく、ユーザーの定着率が高い方が望ましいサイトの場合、ユーザーの定着率を上げることを目標にすると良いでしょう。
「ユーザーが訪れる時間帯はいつですか?」では、ユーザーが訪問する時間帯を調べることができます。色が濃い時間帯は大勢が、薄い時間帯は少人数が訪問していることが分かります。
このデータの使い道としては、例えばページを更新する時間帯の設定に活かせます。大勢のユーザーが訪れる時間帯に新しいページを更新すれば、大勢に見てもらえる可能性が高まるでしょう。
「ユーザーの地域は?」では、自社サイトを訪問するユーザーがどこからアクセスしているかが分かります。日本で日本語のサイトを作成している場合、基本的には日本からのアクセスが最も高くなります。
「最もよく使われているデバイスは?」では、ユーザーがどのような端末を利用してサイトにアクセスしているかを調べられます。モバイル(スマートフォン)や、パソコン、タブレットの3種類があります。
このデータは、例えばサイトのデザインに活かすことができます。パソコン向けにサイトを作っていたのに、スマホやタブレットで閲覧されることが多いことが分かったら、スマホやタブレット向けのデザインに変更した方が良いと考えられます。
「ユーザーが訪れているページは?」では、自社サイトの中でアクセス数が高いページが上位から順に表示されています。
データの使い道としては、例えば以下のような用途が考えられます。
アクセス数が多く頻繁に閲覧されているメリットを活かし、自社サイトのコンバージョンにつなげましょう。
「目標達成に向けた進捗状況は?」では、自分で設定した目標をどれくらい達成できているかが表示されます。例えば以下のような指標を設定し、目標達成度合いを調べることができます。
以上の指標を目標に設定することで、10万アクセスあれば何円くらいの売上が発生する、といったコンバージョンを数値で把握することができます。アクセスをどれくらい増やせば売上がどれくらい増えるかの目安になるため、広告配信の予算を検討しやすくなります。
「Google 広告キャンペーンのパフォーマンスは?」では以下のような情報が表示され、広告をクリックしたユーザーが広告のページでどのような行動をとったかが分かります。
直帰率 | 1つのページを見て離脱したユーザーの割合 |
---|---|
平均セッション時間 | ユーザーがサイトを閲覧していた時間 |
ページ/セッション | 1回のセッションで平均何ページが閲覧されているかを示す指標 |
Direct | ブックマークなどから直接のアクセス |
新規セッション率 | 期間中に初めてサイトを訪れたユーザーのセッションの割合 |
新規セッション率は、期間中に初めてサイトを訪れたユーザーのみが計測対象となります。期間以前にサイトを訪れたユーザーは含まれないので、新規セッション率が高いほど新規の顧客にアプローチできていると解釈できます。
広告ページのため、1つ前に解説した「目標達成に向けた進捗状況は?」と併用するのが良いでしょう。
ここからは、Googleアナリティクス画面の左側にあるサイドメニューの項目を解説していきます。サイドメニューの「ユーザー」タブの「概要」を開くと、以下のデータを見ることができます。
ユーザー | サイトを訪問したユーザーの人数 |
---|---|
新規ユーザー | 初めてサイトを訪問したユーザーの人数 |
セッション | サイトへの訪問数 |
ユーザーあたりのセッション数 | 1人あたりのユーザーが平均何回サイトに訪問したか |
ページビュー数 | サイト全体で閲覧されたページ数 |
ページ/セッション | 1回のセッション(訪問)で平均何ページ閲覧されているか |
平均セッション時間 | 1回のセッション(訪問)に使われる平均時間 |
直帰率 | 1ページだけを見て離脱したセッションの割合 |
これらの項目を確認することで、自社サイトがどれくらいアクセスされているかを調べることができます。
より詳しく、年齢別・性別ごとにアクセス解析を調べることできます。セグメントを追加することで確認できるようになるので、手順を解説していきましょう。
セグメントを追加するには、以下の3つの手順をおこないます。
簡単に言うと、セグメントを追加するためのページを開き、条件を入力するだけです。簡単な操作なので、以下の解説を参考にセグメントを追加してみましょう。
ユーザーの「概要」の画面中央にある「セグメントを追加」をクリックします。
表示されたページで、赤い四角で表示された「新しいセグメント」をクリックします。
セグメントのタイトルと条件を入力します。画像は、25~34歳の女性のセグメントを選んだ例です。
条件を設定できたら「保存」をクリックすると、選んだセグメントだけのアクセス解析が表示されます。
アクセス解析の集計期間を変更することもできます。集計期間を変更するには、画面右上に表示されている期間をクリックします。
期間をクリックすると画像のようなタブが開くので、期間を設定します。「期間」のプルダウンから選択するか、表示させたい期間をカレンダーから選んだり直接入力したりしましょう。
サイドメニューの「集客」では、ユーザーがどのような経路で自社サイトを訪れたのかが分かります。「概要」では以下の項目を調べることができます。
Organic Search | GoogleやYahoo!などの検索エンジンからの流入 |
---|---|
Direct | ブックマークなどからの直接の流入 |
Social | TwitterやFacebookなどのSNSからの流入 |
Referral | ウェブサイト上のリンクからの流入 |
集客 | 流入経路ごとのセッション、新規セッション率、新規ユーザー |
行動 | 流入経路ごとの直帰率、ページ/セッション、平均セッション時間 |
コンバージョン | 流入経路ごとのコンバージョン率、平均目標値 |
以上の情報から、流入経路によってユーザーの行動やコンバージョンがどのように異なるかが分かり、広告や宣伝方法に活かすことができます。例えば、検索よりもSNSから流入した人のコンバージョンが高いことが分かれば、SNSでの宣伝が効果的だと考えられます。
サイドメニューの「行動」では、どのページがユーザーによく見られているか、どのページのコンバージョンが高いのかなどを調べることができます。「概要」では以下の項目を調べることができます。
ページビュー数 | 閲覧されたページ数の合計 |
---|---|
ページ別訪問数 | 指定したページの訪問数 |
平均ページ滞在時間 | 1ページあたりの閲覧にかかる時間 |
直帰率 | 1ページしか閲覧せずに離脱したセッションの割合 |
離脱率 | 指定したページを最後に離脱したセッションの割合 |
AdSenseの収益 | Google AdSenseから発生した収益 |
AdSenseのページ表示回数 | Google AdSenseが表示された回数 |
表示された広告ユニット | 表示された広告ユニットの数 |
「行動」を確認することで、多くのアクセスを集めるページや、平均滞在時間が長く詳しく読まれているページなどが分かります。これらのページのコンテンツを充実させたり、内部リンクを貼るなどして、サイトのコンバージョンを高めるために役立てることができます。
また、「ユーザー」タブと同様に、セグメントごとのアクセス解析を確認することもできます。
サイドメニューの「コンバージョン」タブでは、設定した目標を自社サイトがどれくらい達成できているかを調べることができます。目標を設定しないとレポートが表示されないので、目標の設定をおこないましょう。
「コンバージョン」タブ内の「目標」の「概要」では、以下の項目を調べることができます。
目標の完了数 | 目標を達成したセッションの数 |
---|---|
目標値 | 目標を達成したセッションからの収益 |
コンバージョン率 | 全てのセッションのうち、目標を達成したセッションの割合 |
目標全体の放棄率 | 目標達成のプロセスを入力すると表示される項目。達成プロセスの途中で離脱したセッションの割合 |
目標1の完了数 | 設定した「目標1」を達成したセッションの数 |
目標2の完了数 | 設定した「目標2」を達成したセッションの数 |
目標には「商品の購入」や「問い合わせ」を設定することが多いです。「コンバージョン」の「目標」では、これらの成果が狙いどおり生まれているかを確認することができます。
特に「目標全体の放棄率」は重要な指標です。放棄率が高いと分かったら、商品購入や問い合わせに至るまでのプロセスが複雑すぎないかなどを見直すことができます。
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